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  • 執筆者の写真KGW

バーナーを買う前に。その1

更新日:2018年11月21日

その1 ガス



最近家庭で酸素バーナーを始める方やこれから始めようかと思っている

人が増えてきました。講座生の中では教室に通う前に購入される方も

いらっしゃいます。それに伴っていろいろな質問や疑問を先に解決出来るように

以下の説明を参考にして頂ければと思います。


まずはバーナー選びなんですが、最初に考えたいのは作業する場所で、

どんなガス、酸素の設置が可能なのかを考えた方が良いと思います。

ガスは大きく分けるとプロパンガス(タンク)か都市ガス(家庭用プロパン)

に分けられまが、大きな違いはガスの圧力です。(厳密にはもっとあるけど)

バーナーのサイズが大きくなるとガス圧が家庭で使うコンロよりも大きな

ものが必要になる物もあるため使えない場合や、そのバーナーのもっている

キャパを活かせない場合があります。(炎が出ても制作に最適とは限らない)

その為プロパンのタンクを室内外に置いて(法令により室内だと置ける大きさに

制限があります。)レギュレーターを付けて圧力を調節しながら制作します。

二つのパターンで使用する場合、バーナーに関係なく逆火防止装置の使用を

心がけてください。


コスト的にはタンクの場合レギュレーター、逆火防止装置、ホース、ホースバンド、

好みでワンタッチ出来るアポロコックなどがバーナーに取り付けるのに必要で

大体30,000円ぐらいです。

タンクを購入する場合はそのサイズのタンク代と中身を別で購入する必要があり、

あと、5年に一回タンクの検査をしなくてはなりません。(車検みたいな感じ)

レンタルの場合は中身のみで配達してくれますが、営業所によっては取り扱う

サイズに制限があるときがあります。


都市ガスの場合はホース、ホースバンド、ソケット、逆火防止装置などが

必要で、こちらの場合はどの逆火防止装置を選ぶかでだいぶ値段の開きがあります。

数千円で買える物から、4〜5万する物まであります。

もちろん逆火防止装置は安全を確保するには必要不可欠な物なので、性能を調べた上で

決定すると良いと思います。(安価の物の中には更に圧を下げてしまう物もあります。)

それと、バーナーを設置する場所にガス栓が無い場合は業者に頼んで配管の

工事をする必要になる場合もあります。



以上の事はバーナーを選ぶ為の参考ですので、使用して行く中では

また違った注意事項もありますのでガスを扱う会社や工房設置の正しい

知識を持った人に必ず相談して、安全にガラスを楽しみましょう!!



KGW






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